コウノトリで名高い豊岡市の東郊外、歴史ある神美小学校やお菓子の中嶋神社のほど近くに「とよおかの里」が誕生しましたのは平成15年11月でした。今では当施設の上空をコウノトリが舞う姿も見られるようになりました。
この恵まれた自然・文化環境の中、「とよおかの里」は特養・ショートステイ・デイサービス・グループホーム・居宅介護支援事業所の老人福祉複合施設として、高齢者の方が人生の最後まで尊厳をもって生活し、生きていかれるよう、人間対人間としておつきあいしながら、サポートさせていただきたいと考えております。
ご存じのように平成12年度にスタートした介護保険制度は3年ごと2度の改定を経て、利用者負担増・施設収入減の方向に進んでいます。このような厳しい状況の中、経営の健全性と、基本方針のひとつである「働く人が働きやすい、働きがいのある職場」即ち職員の利益と、基本理念の「自分の家族を入れたい、自分も入りたいと思う施設」即ちご利用者の利益と、3者をバランス良く実現していくことが大切と思われます。
その為、ご利用者、ご家族、地域の方々のご理解とご協力を頂きながら、少しでもより良い施設・サービスを目指して、日々試行錯誤しながら歩んでいきたいと思っております。