社会福祉法人尚徳会 | 特別養護老人ホーム | とよおかの里 | はまさかの里 | 兵庫県 |

　現代日本の世相を見ておりますと、世の中が進歩して益々便利になり、物質が豊富になるのに反比例して｢情」や「絆」といった日本人の伝統的な気質が荒廃していく傾向があるように思われます。

私が昭和56年に大澤病院を開院した目的は、「自分自身や家族が安心して診療が受けられる患者さん本位の医療を行いたい」と、いう思いからでした。
「高度の医療を思いやりの気持ちで！」をモットーとして今日まで頑張ってまいりました。しかしながら、世の中の高齢化が進むにつれ、病院だけで対応していくのは困難と感じるようになり、常々介護施設が必要と考えておりました。

その思いから「社会福祉法人　尚徳会」を設立し、地元のご協力を得て、「とよおかの里」「はまさかの里」「向陽荘」を開設するに至りました。

三つの施設の目標とするところも、大澤病院に倣い、自分や家族が入りたいと思う施設になること、そのためには職員が働きやすい、働きがいのある職場であることが必要だと考えております。

日本人のもつ伝統的なやさしさ、温かさあふれる安心と信頼の施設に育ちますよう、どうぞこれからも皆様方の更なるご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。